【コスパのいい簡単仕上げ】 MSメカニカルバスト3 ガンダムエアリアル編

今回はエアブラシを使わずに簡単仕上げした500円のガシャポン商品「機動戦士ガンダム MSメカニカルバスト03 ガンダム・エアリアル」の制作過程と商品レビューを同時にします。

エアブラシは使わず、スプレー缶のトップコートとリアルタッチマーカー、ガンダムマーカー、ミラーフィニッシュ、メラミンスポンジで仕上げていきます。

商品紹介

モビルスーツのバストアップをより緻密に造形したディスプレイモデル「メカニカルバスト」第3弾。シリーズ第3弾はガンダム・エアリアルがラインナップ。外装と内部メカを組み合わせることで細やかな造形と構造を楽しむことができます。

商品ページより

発売日 2023年8月
価格 500円(全3種)

全3種の内容は「ガンダムエアリアル外装(カラー)」「ガンダムエアリアル外装(クリア)」「内部メカ」となっており、いずれかの外装と内部メカを組み合わせることでメカニカルバストが完成します。

説明書

説明書は片面カラーでカプセルに封入されています。紙が小さいので少し読みにくいです。

パーツ数が多いのでそこそこ組みごたえがあります。また、ランナーにパーツが付いているため作業はニッパーがあったほうが便利。

作業開始

内部メカがなくても簡易フレームが付属しているため外装のみで簡易的な外観は再現できますが、緑色のツインアイやシェルユニットのディテールなどは「内部メカ」の方に付属しているため2つを組み合わせることによって完全なガンダムエアリアルが完成します。

今回は軽く汚し塗装を行いますが、その前に半光沢のトップコートを吹き付けて表面をコートします。

使用したのはプレミアムトップコート 半光沢です。外装パーツは最終的につや消し処理を行いますが、つや消しを何度も吹いていくとパーツがどんどん白くなっていくので初めは見た目の変化が少ない半光沢にします。

スプレー缶は使用前によく撹拌させましょう。メーカーによると円を描くように混ぜるのが良いそうです。

汚し塗装に使うのはこのリアルタッチマーカーです。

白いパーツにはリアルタッチグレー1、他のパーツにはリアルタッチグレー3を塗っていきます。

白いパーツは表面にリアルタッチグレー1を塗ってメラミンスポンジで拭き取るだけ。

左が全体を塗って拭き取った状態です。表面の色味が変化し、スミ入れ処理もされました。

白いパーツ以外はリアルタッチグレー3を使いますが、全体を塗ると黒くなりすぎるのでエッジの部分に線を引く感じで塗っていきメラミンスポンジで拭き取ります。

これは「内部メカ」に付属しているパーツですが、頭の外装の隙間から黄色い部分が見えるので同様にトップコートして汚し塗装を行いました。

全体の汚し塗装が終わったので次はプレミアムトップコートのつや消しで表面をコートします。

つや消しトップコートが終わったら外装は完成なので、次は「内部メカ」を進めていきます。

内部メカは光沢トップコートをして、外装と差別化できる金属感の表現を目指してみます。

ミラーフィニッシュを使ってツインアイやパイプ部分を見栄えアップさせます。

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ミラーフィニッシュの上にクリアグリーンフィニッシュのシートを組み合わせることでメタリックグリーンになります。

パイプにはミラーフィニッシュを巻いていきます。パイプ先端は外装で隠れてしまう部分なので省略。

肩の接続部分にはゴールドフィニッシュを貼ってみました。

シェルユニット内のモールドはクリアレッド成形パーツでしたがガンダムマーカーEX ロイヤルメタレッドで塗装。ワンポイントにはシルバー、くぼんだ部分にはリアルタッチグレー3を塗っています。

完成

ガンダムエアリアルのメカニカルバストが完成しました。外装はつや消し、内部メカは光沢コートで仕上げています。

「カラー外装」+「内部メカ」

頭部のツインアイはミラーフィニッシュシートを使ったことで視認性がアップし、クリアグレー成形の胸部クリアパーツからはシェルユニットのモールドがうっすらと見えます。

サイズは1/100スケールと1/60スケールの中間くらいだと思います。

背面には「内部メカ」に付属している「ルミナスユニット」を差し込むくぼみがあります。

「クリア外装」+「内部メカ」

こちらは「クリア外装」でメカニカルバストを組み立てた状態です。こちらは「内部メカ」ともに無加工。

「カラー外装」と内容は同じですが塗装されておらず、全ての外装が無色のクリアパーツになっています。

シェルユニットのクリアパーツも無色になっているので、内部モールドは「カラー外装」よりも見やすくなっています。

ルミナスユニットによる発光ギミック

ルミナスユニットを背面に取り付けることで胸部正面が発光します。

外装から見える発光部分はかなり控えめで、ややイマイチな印象。

室内を暗くするとこんな感じです。

せっかくなのでツインアイも光ってほしかった。電飾周りを改造すると化けるかもしれません。

まとめ

νガンダム、ガンダムエクシアと続きTVアニメ完結から日が浅いガンダムエアリアルが第3弾として登場しました。

本来は発光ギミックと相性の良さそうなエアリアルですが、光量不足のためインパクトに欠けます。

ですが本体造形のクオリティは良く、現状このスケールでのエアリアルの立体物としても価値があると思います。

今後のMSメカニカルバストの商品展開も気になりますね。

今回は汚し塗装の手順も兼ねて紹介しましたが、メカニカルバストは頭と胴体だけなので作業量も少なく塗装の練習にもちょうどいい商品だと思います。

以上、「【コスパのいい簡単仕上げ】 MSメカニカルバスト3 ガンダムエアリアル編」でした。

最後まで記事を見ていただきありがとうございます。