今回紹介するガンプラは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する機体から「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」です。
塗装なし、組み立て時にシールを使用しています。
キットの紹介
ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、ガンダム・シュバルゼッテがHGで立体化!
商品ページより
■多彩な形態を再現可能な多目的攻防プラットフォームガーディアンが付属。機体背部に装着が可能。
■ガーディアン内部のシェルユニットはプラスチックシールで再現。
■首・腰部のボールジョイントは空間を設けた構造で前後傾の姿勢にも対応。
■開き手(左)が付属。
2023年7月8日発売
定価 2,090円
パッケージ
説明書
シール
本体のシェルユニットに貼るホイルシールが付属。
発光・非発光状態を選択可能で、今回は発光状態にしました。
さらに多目的攻防プラトフォーム「ガーディアン」の攻撃用ビットステイヴのシェルユニットはプラスチックシールで再現。
こちらも発光状態の選択式となっています。
完成
本体
物語終盤に登場したジェターク社のガンダム。ダリルバルデの後継機として開発されていたシュバルゼッテは、GANDフォーマット技術を導入しガンダムとして誕生しました。
機体カラーは白と黒のツートン。白の成型色は半つや消しのような感じで、落ち着いた雰囲気になっています。
シェルユニットはスモークグレーのクリア成形で、内部にシールを貼っています。腿部分のシェルユニットパーツは一度はめると簡単には外せないので注意。
水星の魔女シリーズのガンダムはツインアイにホイルシールを貼ることが多いですが、このキットは成型色のままとなっています。
踵はヒールのような形状。
武器装備
多目的攻防プラットフォーム「ガーディアン」を装備した状態。リアアーマーにマウントしています。
重心は後ろ寄りになりますがぎりぎり自立可能です。
付属品
付属品
ガーディアン、ビームブレイドエフェクト、交換用左手首、ガーディアン用ジョイントパーツ一式
可動範囲
横の可動はこんな感じ。腰に干渉するのでサイドアーマーを少し回転させる必要があります。
肘と膝は二重関節です。
踵パーツを後ろに倒すことで安定した接地性が得られます。
アクション&ギミック
ガーディアン
ガーディアン・シース
近接用装備のビームブレイドを軸に6基のビットステイヴを合体させた状態。大剣のような形状でインパクトも抜群です。
それなりに重いですが保持は可能。ただし、長時間持たせていると腕の関節がへたると思います。
左手用の平手パーツがあるのも嬉しいポイントですね。
側面のカバーからジョイントを起こすことでビームガトリングを構える状態も再現できます。
このジョイントは本体にマウントする際にも使用します。
ガーディアンのパーツ構成
ガーディアンを分解するとこのようになります。グレーの刀のようなパーツがガーディアン・シースの軸になるビームブレイドです。
ビームブレイドはクリアピンク成形のエフェクトパーツを取り付けることができます。ちなみに劇中ではエフェクトの色はブルーでした。
ガーディアンのビットステイヴを組み合わせる際にはこのジョイントパーツを用途に合わせて使用します。
ガーディアン・マリオネット
ガーディアン・マリオネットはビットステイヴを本体に接続し、攻防能力を維持したままビットに電力や推進剤の急速補給が行えるモードです。全部で4パターンあります。
1パターン目。片側にビットを密集させた状態です。
2パターン目。X字に展開した状態で、この中でも特にヒロイックな印象です。
3パターン目。斜め後方に向けた機動力が高そうな状態。
4パターン目。こちらもX字になりますが、リアアーマーに接続しているので位置が下がっています。
ガーディアン・ドロウ
ビットステイヴを展開し遠隔操作するモード。
攻撃用ビット4基と防御用ビット2基に分かれており、別売りの「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」を使用することでディスプレイ可能です。
まとめ
ガーディアンの豊富なギミックが秀逸。ジョイントパーツの付け替えはやや面倒ですが、どの形態もかっこいいです。
本体の造形や色分け、可動もよくできています。
本体やガーディアンのシェルユニットも、本体のシンプルなカラーリングの中でいいアクセントになっていると思いました。
以上、ガンプラ「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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