METAL BUILD ガンダムアストレイ レッドフレーム改(オルタナティブストライク ver.) レビュー

今回紹介するのは、「METAL BUILD ガンダムアストレイ レッドフレーム改(オルタナティブストライク ver.)」です。
2016年に発売された「METAL BUILD ガンダムアストレイレッドフレーム」から肩部パーツの変更や武装の大幅な追加がされています。
また、この商品は “オルタナティブストライク ver. “ということで「METAL BUILD ストライクガンダム」との連動ギミックも用意されています。

最初に言っておくと、メチャクチャなボリュームです。

玩具の紹介

2020年4月発売
定価 27,500円

パッケージ

“変幻自在”の謳い文句は比喩ではなく、このレッドフレーム改が装備する”タクティカルアームズIIL”には7つの形態があり様々な姿へと変化していきます。

説明書

写真では紹介しきれない部分もありますので、付属品や細かいギミック、装甲の可動などについては説明書をご確認ください。

ガンダムアストレイレッドフレーム

本体

一番シンプルな素の状態のレッドフレーム。
タクティカルアームズIILを装備することでここからシルエットが大きく変わりますが、ベースである本機は殆どそのままなのがレッドフレームの特徴です。
塗装もきれいで、マーキングもいいアクセントになっています。
メタリックレッドと通常のレッドを使い分けたり、部位ごとに質感の変化があるのもポイント。

武器装備

ガーベラ・ストレート

エネルギー消耗が激しいビームサーベルの代用として使える日本刀”ガーベラ・ストレート”を装備した状態。
本機のパイロットであるロウ・ギュールが乗ったレッドフレームはこの状態が基本となります。

ガーベラ・ストレートは鞘に納刀し、脚部にマウント可能。

ビームライフル

ビームライフルと対ビームシールドを装備した状態。

各部アップ

各部のアレンジがエッジの効いたメカニカルな形状となっています。

リアアーマーの中央にある穴はディスプレイスタンド用です。

接地性も優秀。
脚部は金属素材が多く使用されており、安定して立たせることができます。

可動範囲

肩の自由度が高く、腕はよく動きます。
大腿部の可動はやや控えめと言った印象。

肘と膝の可動はどちらも優秀です。
肘や膝は経年で緩くなってくると思うのでメンテナンスは必須かと。

膝立ちも可能。
かっこよく決まります。

バックパックはこのように可動します。
別売りの「METAL BUILD フライトユニット オプションセット(オルタナティブストライクVer.)」を装備するときに使用するギミックと思われます。

アクション

ガーベラ・ストレート

鞘に手をかけている状態の手首パーツも付属しており、刀を使ったアクションポーズもバッチリ楽しめます。

股関節の可動範囲はそこまで大きくないので腰を深く落としたポーズは厳しめ。

ガーベラ・ストレートは3つのパーツで構成されています。
細くて鋭利なパーツのため取り扱いには注意。

刃文も再現されており、なかなか見栄えがいいです。
メッキ調で刀身が鈍く光るのもカッコいい。

本体をディスプレイスタンドに接続することで躍動感のあるポージングも思いのまま。
開いた状態の手首パーツはアクションポーズで活躍。

ビームサーベル

ガーベラ・ストレートに目が行きがちですが、ビームサーベルもしっかり用意されています。

ピンクのビームエフェクトにはホワイトで薄いグラデーションがかかっています。
一般的なビームサーベルと違い、少し平たい形状。

ビームライフル

ビームライフルは左右どちらの手でも持たせられます。
シールドは接続アームを自由に動かせるのでポージングのしやすさもピカイチ。
肘部分だけで固定したり、グリップを握らせたり、持たせ方も色々選べます。

シンプルな装備ですがアストレイ共々METAL BUILDの独特なアレンジによって力強い雰囲気が出ています。

ビームライフルは両手で構えることも可能。
肩の可動が優秀なので無理なくグリップを握ることができます。

対ビームシールド

さりげないギミックですが、シールドはのぞき穴部分を閉じることが可能。

ガンダムアストレイレッドフレーム改

武器装備

タイガーピアス

もう一振りの日本刀”タイガーピアスを”右脚に装備した状態。
形状自体はガーベラ・ストレートとほとんど同じです。

鞘の形状は同じですがデカールは差別化されています。

刀の銘がそれぞれ異なります。芸が細かい。

タクティカルアームズIIL

ここからはボリューム満点のタクティカルアームズIILの紹介です。

ランスフォーム

まずは最大の全長を誇るランスフォーム。
タクティカルアームズIILとビームトーチを連結させた状態です。

巨大で重量もあるので補助スタンドは必須。
私は手持ちの魂ステージを使用しましたが、本セットに付属している補助支柱でも対応可能です。

バックパックに背負わせることもできます。
自立は流石に厳しいので、スタンドで浮かせるのが基本になりそうです。

アローフォーム

タクティカルアームズIILを変形させてアローフォームへ。
弓の形状をしており、先端にビームエフェクトを付けることができます。

ちゃんと手に持たせられるグリップが側面に付いています。
こちらも支柱は必須。

フライトフォーム

さらにタクティカルアームズIILを変形。
フライトフォームではバックパックに装備してフライトユニットのような形状になります。

この状態ではビームトーチが余るので、手持ち武器として持たせてみました。

デルタフォーム

パッケージにもなっているのがこのデルタフォームです。
マスターグレード版レッドフレーム改のパッケージイラストもこのフォームですね。
なかなかインパクトのある姿で印象に残りやすい形態だと思います。

ガーベラ・ストレートとタイガーピアスの二刀流。

マガノイクタチフォーム

デルタフォームからちょっと変形させたのがこのマガノイクタチフォームです。

刃の部分は前方へ可動できます。

ブイフォーム

マガノイクタチフォームからちょっと変形させたのがこのブイフォームです。
叢雲劾のブルーフレーム セカンドリバイとは対になっているデザインで、こちらもまとまりのいい姿。

バックパックが重厚すぎて、派手なポーズはなかなか取りにくいです。

ワークフォーム

タクティカルアームズIILをハサミのように持たせた状態のワークフォーム。
左手にはビームトーチ。
これは役割が分かりやすくて個人的に結構好き。

タクティカルアームズIILは棒軸で腕と繋がっているだけなのでこちらも支柱は必須です。

武器のディスプレイ

日本刀やタクティカルアームズIILは単体でディスプレイが可能です。

縦に飾ったり、斜めに飾ったり。
アストレイと一緒にかっこよくディスプレイできます。

ストライクガンダムとの連動

ガンダムアストレイ レッドフレーム+エールストライカーパック

アストレイ用のバックパックジョイントを使うことで別売りの「METAL BUILD エールストライカー」を装備することが可能になります。

エールストライカーパックを装備した状態。
赤ベースの色なので雰囲気も合っていますね。

ちなみにガンバレルストライカーにも対応しています。

レッドフレームにはフライトユニットがあるのでエールストライカーを装備するイメージが無いのですが、こういうもしもの姿を再現できるのはいいですね。

ストライクガンダム+タクティカルアームズIIL

さらに逆輸入もあります。
METAL BUILD ストライクガンダムとの連動パーツが付属しており、これをストライクガンダムに付けることでタクティカルアームズIILを装備させることが可能になります。

レッドフレーム改だけでもかなりプレイバリューがありましたが、他の機体との組み合わせでさらに遊びの幅が広がります。

こっちはどちらかというとストライクルージュの方が似合いそうですね。

まとめ

最初に書かせていただいた通り、メチャクチャなボリュームの商品でした。

前に発売された通常のレッドフレームからプラス1万円でこのごつい装備が追加されているのですごくお得感はあります。
遊びやすいのはタクティカルアームズIILを背負う前のレッドフレーム改までで、そこからはフルアーマーユニコーンガンダムのように飾って楽しむのがベストに思えました。

「そこにこだわる?」って感じられる芸の細かい部分も多々あるので、実際に触ってみるとその辺も味わえると思います。
今回紹介しきれなかったカレトヴルッフやフライトユニットなど、まだまだ対応しているオプションがあるので実際の遊び幅はこのレビュー以上に広がっていきます。

以上、「METAL BUILD ガンダムアストレイ レッドフレーム改(オルタナティブストライク ver.)」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。

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