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今回紹介するのは「S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ マルチタイプ」です。
玩具の紹介
ウルトラマンティガ25周年のアニバーサリーイヤーに待望の「S.H.Figuartsウルトラマンティガ マルチタイプ」が真骨彫製法にて登場!
商品ページより
S.H.Figuartsにウルトラマンティガ マルチタイプが真骨彫製法にて登場。
LSS造形監修のもと、当時のスーツアクター権藤氏の体をスキャンし、体躯をデータ化。
原型は当時ティガ造形に携わっていた成田穣氏による造形。
ウルトラマンティガの特徴的なポーズが取れるような軟質素材を採用しています。
2021年7月31日発売
定価 6,600円
パッケージ
ウルトラマンティガ25周年アニバーサリーイヤーに「ウルトラマンティガ マルチタイプ」が真骨彫製法で発売されました。
通常のS.H.Figuartsと異なり、スキャンによるスーツアクターの体型再現や、劇中のようなアクションポーズを再現するための軟質パーツの使用など、真骨頂ならではの特別感も楽しめそうです。
説明書
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このフィギュアは全身に塗装が施されており、本説明書でもコスレや破損に注意して動かすようにと記載されています。
初回特典ブックレット
初回特典としてブックレットが付属しています。
このフィギュアに対する開発陣のこだわりがこの冊子からも伝わってきます。
全身
本体
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スーツアクターの体型を再現したシルエット。全身のラインがきれいにまとまっており、一体感があります。
マスクの質感もいい感じです。
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後ろ姿。
真骨頂製法の「仮面ライダー電王 ソードフォーム」のように肘や膝にも若干のロール軸があり、ポーズの微調整がしやすくなっています。
付属品
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1927-787x1024.jpg)
付属品です。
交換用右手首×5、交換用左手首×6、交換用カラータイマー、ゼペリオン光線用腕パーツ
各部アップ
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1919-1024x683.jpg)
胴体(首元から股)はそれぞれ軟質パーツで覆われています。
接地性も問題なしです。
可動範囲
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1928-1024x789.jpg)
横方向の可動。
肩のプロテクターがちょっと干渉します。
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1929-914x1024.jpg)
肘と膝は大きく曲がります。
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1930-911x1024.jpg)
膝立ちポーズも可能です。
アクション&ギミック
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登場ポーズ。
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スーツのラインが自然に見えるように関節部分までしっかりと模様が造形されています。
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いくつか構えポーズ。
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1942-880x1024.jpg)
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手首パーツはスーツアクターの手をスキャンしたものを元に造形されており、自然な構えになるようになっています。
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1977-853x1024.jpg)
広い可動範囲と豊富な手首パーツによって様々なポージングが楽しめます。
![](https://www.alstakayuki.org/wp-content/uploads/2021/08/MG_1976-890x1024.jpg)
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カラータイマー
胸部のカラータイマーは取り外して、赤色状態に交換可能です。
肩関節の引き出し
肩にはクリック関節が内蔵されており、腕を前方へ引き出せるようになっています。
最大まで引き出すとカチッと音がします。
ゼペリオン光線
肩の引き出し機構を利用してゼペリオン光線のポーズを自然に再現可能です。
軟質パーツのプロテクターがグニャッと曲がり、まるで劇中のようなスーツ形状を再現できます。
さらに、左手には光線用に指が反っている手首パーツもあり、細かいこだわりを感じます。
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ゼペリオン光線の発射状態を再現するために右腕パーツを交換します。
引っ張ったら抜けるので、交換自体は簡単です。
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エフェクトパーツと一体になった腕パーツを取り付けた状態。
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重さに負けることもなく、しっかりポージングが可能です。
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ゼペリオン光線で使用した肩の引き出し機構は初代ウルトラマンの構えポーズなどでも効果を発揮しそうです。
初代リニューアルで真骨頂化とかないかなぁ。
ハンドスラッシュ
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エフェクトパーツはありませんがハンドスラッシュのポーズも再現できます。
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ULTRA-ACT版のようにゼペリオン光線以外のエフェクトも付属してたら嬉しかったですね。
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飛行ポーズ
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飛行ポーズもバッチリ決まります。
まとめ
さすが真骨彫シリーズともいえる造形、可動面ともに文句なしの出来栄えです。
さらに付属のブックレットを読むことによって、いつも以上に作り手側のこだわりを感じることが出来ました。
ただ、このフィギュアはどのような目的で扱うかによって評価が別れると感じました。
説明書にも記載されている通り、動かす際は非常に丁寧に扱う必要があります。私がこのフィギュアを手にとり、いつも以上にそれを感じました。
塗装剥げに注意するのは当然として、軟質パーツに付着した埃を定期的に取り除いていかないとどんどん見栄えが悪くなっていきます。
さらに、こすれ以外の塗装剥げの原因であるパーツ同士の癒着にも気をつける必要がありそうです。
さらに、負荷のかかるポーズを長時間させたままにすると軟質パーツに変なクセがついてしまう可能性があるので、よく考えてからポージングするのが良さそうです。
また、高温の場所に保管していると軟質パーツにどんな影響が出るかわからないので、なるべく同じ生活空間に保管しておくのがいいと思いました。
私の中ではこのフィギュアは一通り動かし終わったらきれいに掃除して箱に戻す。これが一番な気がしました。
繊細な造形だけに、今後も大切に扱っていきたいですね。
以上、「S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ マルチタイプ」のレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。
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