HG パシフィック・リム ジプシー・アべンジャー(通常版) 素組みレビュー

今回紹介するキットはバンダイのプラモデルからHGシリーズとして発売された映画「パシフィックリム:アップライジング」の主役機「ジプシー・アべンジャー」です。

怪獣戦争より10年後。怪獣たちの残した爪痕からの復興が各地で行われ、PPDCも再編された。しかし、人類間で起きた対立はイェーガー対イェーガーへ発展。そして、また新たな脅威が人類に迫りつつあった。

「HG パシフィック・リム ジプシー・アべンジャー」パッケージ

キットの紹介

2018年3月24日発売
定価 2,090円

パッケージ

説明書

シール

マーキングシールが付属しています。

完成

本体

基本パーツはブルーとグレーで成型されています。
赤のラインはすべてシールによる再現です。
今回は紹介していませんが、胸部のデュアルボルテックスタービンは別売りのLEDユニットを組み込むことで駆動の輝きを再現できます。

前作のジプシー・デンジャーと共通点が多く、あまりゴテゴテしていないシンプルなデザインです。

武器装備

チェーンソードを装備した状態。
腕ごと差し替えで再現しています。

付属品

付属品です。
チェーンソード、プラズマキャスター、グテビティスリング、交換用右手首

各部アップ

胸部のパーツはクリアオレンジで成型されています。

装甲やフレーム部分には細かくメカニカルな造形が施されています。

接地性もいい感じです。

可動範囲

横方向はまずまずといった感じです。

肩は前方へ引き出すことが可能です。

腰は前後に大きくスイングが可能です。

背面のパーツはポールジョイントで接続されており、角度を調節可能です。

肘と膝は二重関節になっておりかなり曲がります。

膝立ちも可能でした。

アクション&ギミック

腰後部のパーツを外すとアクションベース用の接続穴が出てきます。

右手用の平手パーツがあるので劇中のように手を合わせるポーズも再現可能です。

可動範囲が優秀で、肉弾戦のポージングもバッチリ決まります。

武装各種を装着する際は、前腕を外して差し替えます。

右腕からはグラビティスリングが展開されます。
重力物を捕縛して敵に当てることが可能な装備です。

左腕も同様に差し替えが可能です。

プラズマキャスター。
前作で活躍したジプシー・デンジャーにも装備されていた、腕に内蔵されたプラズマ砲です。

チェーンソード。
プラズマキャスターと同様に腕に内蔵された蛇腹剣で、この武装もジプシー・デンジャーに装備されていました。

比較

HGUC 1/144 No.21 RX-78-2 ガンダム

Wikipediaによるとジプシー・アベンジャーの全長は82mとなっています。
大体1/600スケールくらいでしょうか。
RX-78-2 ガンダムが18mなので、設定上はガンダム5体分くらいの大きさとなります。

まとめ

ハイディテールプラモデルを謳っており、1/144スケールのMSと大差ない大きさにもかかわらずかなりの情報量が全身にあります。
それに対してパーツ数はそこまで多くなく、非常に組みやすい印象でした。
全体的にすっきりとしたフォルムでとてもかっこいいです。
色分けもパーツ分割で十分されているので、メタリック塗装の練習にちょうどよさそうなキットだと思います。
今回レビューしたのは通常版ですが、LEDが付属しているDX版や、武装が豪華な最終決戦仕様版もありますので、好みに合わせて選ぶことが可能です。


今回レビューした通常版はこちら
定価 2,090円

関連商品

DXセット版
胸部を発光させることのできるLEDユニットと、ディスプレイスタンドが付属しています。

最終決戦仕様版
こちらは通常版からさらに武装が増えた豪華仕様です。
LEDユニットは付属していません。