グッドスマイルカンパニー「MODEROID 六神合体ゴッドマーズ」素組みレビュー

今回紹介するキットはグッドスマイルカンパニーから発売された「MODEROID 六神合体ゴッドマーズ」です。

キットの紹介

2018年8月発売

グッドスマイルカンパニーが贈るプラスチックモデルシリーズ「MODEROID<モデロイド>」から、合体ロボの王道「六神合体ゴッドマーズ」が登場!合体時全高約190mm。パーツ差し替えで各ロボからゴッドマーズへの合体を再現(※ガイヤーは収納されません)。全9色の成型色と一部彩色パーツにより、組み立てるだけで劇中イメージの色分けを再現。素材はPS、ABSの硬質プラスチック製、作りこみ派の加工、追加塗装にも対応。スタイル・ギミックを楽しむフィギュア・トイファンから作り込みの模型ファンまで対応したモデルキットです。

パッケージ

説明書

組み立て説明書はフルカラーとなっています。

別紙にはランナーリストと合体手順が記載されています。
ランナーはメカごとに分かれており、パーツを探すのが非常に楽になっています。

反対側は合体手順の面です。
差し替えでの合体となります。

付属シール

彩色済みパーツもあり、キットのままでも色分けはかなり優秀ですが、さらにシールも付属しています。
今回はシール未使用でレビューをします。

六神ロボ

ゴッドマーズを構成する6体のロボットです。
グッドスマイルカンパニーのプラモデルを触るのはこれが初めてなので、どんな感じなのか楽しみです。
今回、メラミンスポンジによるつや消しを施しています。

ガイヤー

主人公のタケルを収容し、ゴッドマーズのコアになる六神ロボ1号機です。
合体時は2号機のスフィンクスに完全に格納される設定ですが、このキットでは唯一完全な余剰パーツとなります。
劇中では普段は太平洋上の明神礁の石像の中に隠れていました。

各部に関節があり、六神ロボの中でもずば抜けた可動域を持っています。
頭部はボールジョイントです。

開脚はこのくらいまで可能です。
腕の開ける角度もこのくらいが限界です。

肘と膝は一重関節ながらよく曲がります。
足首はボールジョイントで微妙な角度調整が可能です。

二の腕や手首はロールし、様々なポージングが可能です。

スフィンクス

ゴッドマーズの頭部と胴体に変形し、ガイヤーを体内に収容する2号機です。
劇中では普段はエジプトの石像の中に隠れていました。

かなりずんぐりした体形です。
つま先にあたる部分はありません。
頭部はボールジョイントです。

開脚は真横まで開けます。
肩アーマーは別パーツ化されており、腕も大きく上がります。
フロントアーマーは左右が独立可動し、サイドアーマーもそれぞれ可動します。

可動範囲はこんな感じです。
肘関節はダミーで一切曲がりません。
膝はちょっとだけ曲がります。
少しコミカルな感じがしますね。

腰にはボールジョイントがあり、上半身を少し傾けることが可能です。

また、手首もロール可能です。

ウラヌス

ゴッドマーズの右腕に変形する3号機で、普段は北極の氷山の中に隠れています。

スフィンクスと可動範囲はほぼ変わりませんが、プロポーションがいいためすごく自然な立ち姿になっています。
頭部はボールジョイントです。

開脚はこの辺りまで可能です。

肘と膝に関節はありません。

手首にロールがあり、つま先は下に少し動きます。

タイタン

ゴッドマーズの左腕に変形する4号機で、普段はインド洋の海底の石像に潜んでいる。

設計や可動範囲はウラヌスと同じです。
頭部はボールジョイントです。

開脚はこの辺りまで可能です。

肘と膝に関節はありません。

手首にロールがあり、つま先は下に少し動きます。

シン

ゴッドマーズの右脚に変形する5号機で、普段はアンコール遺跡の中に隠れています。

頭部はボールジョイントです。

開脚はこのあたりまで可能です。

肘と膝には関節はありません。

足首はボールジョイントで接続されており、微妙な調整が可能です。

ラー

ゴッドマーズの左脚に変形する6号機で、普段はイースター島の石像の中に隠れています。
全身の模様もすべて整形色で分かれており、非常に細かい造形となっています。

設計や可動範囲はシンと同じです。
頭部はボールジョイントです。

開脚はこのあたりまで可能です。

肘と膝には関節はありません。

足首はボールジョイントで接続されており、微妙な調整が可能です。

付属品

好みで未塗装状態のガイヤーのフェイス部分も選択できます。

合体時に使用するパーツです。

六神合体

ウラヌス

不要なパーツを外します。

合体用のパーツに取り付けていきます。

ゴッドマーズの右腕です。

タイタン

不要なパーツを外します。

合体用のパーツに取り付けていきます。

ゴッドマーズの左腕です。

シン

不要なパーツを外します。

合体用のパーツに取り付けていきます。

ゴッドマーズの右脚です。

ラー

不要なパーツを外します。

合体用のパーツに取り付けていきます。

ゴッドマーズの左脚です。

スフィンクス

不要なパーツを外します。

合体用のパーツに取り付けていきます。

ゴッドマーズのボディです。

足とボディを合体させます。

続いて腕も合体させます。
合体時に左右間違えないように穴の径が微妙に異なっています。

最後に頭部を乗せて完成です。

ゴッドマーズ

全身

ゴッドマーズの完成。
バランスの取れたプロポーションで、かなりの迫力があります。

後ろ姿もかなりすっきりしています。

各部アップ

シールなしで色分けが再現されています。

接地性も良好です。

可動範囲

開脚はスフィンクス同様、真横まで開けます。
腕も同じくらい動かせます。

膝も90度とはいかないまでも、それなりに可動します。

肘の可動は通常だとこの辺りまでですが……

関節をスライドさせることで90度あたりまで曲げることが可能です。

膝立ちはやや厳しめです。

アクション&ギミック

ゴッドマーズが劇中では見せなかった大胆なアクションが可能です。

専用の持ち手に付け替えることで、腹部が光って実体化される剣「マーズフラッシュ」を持たせることが可能です。

柄のサイズに対して手の隙間が大きく、しっかりと握ってはくれませんが、両手持ちする際は調整がしやすくなっています。

足首もしっかり動くので、ずっしりと構えるポーズも可能です。

比較

ガイヤー

ゴッドマーズと余剰パーツとなってしまったガイヤーの比較です。

六神ロボ

六神ロボ同士の比較だとこのような感じです。
スフィンクスが一番大きく、脚担当のシンとラーがそれに続きます。

HGUC 1/144 No.191 RX-78-2 ガンダム – REVIVE

1/144スケールのガンダムと比較したらこのようになります。
ゴッドマーズは全長50mあるので実際はガンダム(18m)2.5体分以上の大きさがあります。

六神ロボと並べるとこんな感じです。

MG 1/100 RX-78-2 ガンダム

1/100スケールのガンダムと比較するとこんな感じです。
少しゴッドマーズの方が大きいです。

まとめ

作った感じとしてはコトブキヤのプラモデルに近い感覚でした。
ポリキャップや軟質素材が使用されておらず、ボールジョイントの接続にきつい部分と緩い部分があったり、抜けやすいパーツがあったりと多少気になる点はありましたが、造形や可動範囲はよくできていると思いました。
また、彩色パーツも付属されていますが、キットそのものの色分けの細かさもすごいです。
塗装をしなくてもかっこよく仕上がりますので、ゴッドマーズが好きな人には是非おすすめしたいです。

以上、グッドスマイルカンパニー「MODEROID 六神合体ゴッドマーズ」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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