ガンプラ「HGUC No.65 EMS-10 ヅダ」素組みレビュー

今回紹介するガンプラは、HGUC第65弾としてラインアップされた「EMS-10 ヅダ」です。

“ヅダ”は、ジオン公国軍の主力量産MSとしての制式採用を目指してツィマット(ZIMMAD)社が開発した試作MSである。U.C.(宇宙世紀)0071年。公国軍当局は、ジオニック(ZEONIC)社とツィマット社に新コンセプトの軍事汎用兵器(後のMS=モビルスーツ)の開発を命じた。軍当局の要求は、ミノフスキー粒子散布下における有視界戦闘への対応策として、地球から月軌道周辺の無重力宙域での近接戦闘能力と重力下での歩行戦闘車両としての能力を持つことであった。ジオニックはコロニー内向けの汎用重作業機をベースに改良を加えることで、後にザクと呼ばれることになる機体の開発に成功した。一方、後発のツィマットは、軍用以外に使い道がないほど強力な機動力を持つ高性能機として、EMS-04 ツダの開発に着手する。そのため、従来の推進剤より遥かに重い鉛や亜鉛、ビスマスなどの重元素を推進剤として使用する“土星エンジン”を開発した。これによって圧倒的な高機動性を得たツダであったが、U.C.0075年に行われたツダとザクによる公的飛行試験の場でツダは空中分解事故を起こしてしまう。大推力、大加速そしてAMBACシステムを使用した急激な方向転換が機体の構造限界を越えてしまったためであった。いわば突出したエンジン性能が仇となってしまったとも言える。それでも、当初の予定ではツダの採用が噂されていたが、結果的にザクが制式採用された。これは、試験中の事故も去ることながら、ザクの1.8倍というコストが問題視されたためとも言われている。ところが、その後もヅダの開発中止命令は下ることはなかった。そして、U.C.0079年10月。“EMS-04″ツダは改良され、ザクを上回る高性能機“EMS-10″ツダとして蘇った……はずであった。

「HGUC No.65 EMS-10 ヅダ」パッケージ

キットの紹介

2006年6月発売
定価 1,540円

OVAシリーズ「機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録」および「機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079」などに登場する試作MS EMS-10 ヅダを1/144スケールでリアルに3D化したプラスチックモデル組立キット。■特徴的な腕の伸縮ギミックを再現。肩関節のせり出し機構及び肘関節の可動機構によりマシンガンや対艦ライフルを両手でかまえる事が可能。■バックパックのパーニア内部の形状を精密に再現。ボールジョイントでフレキシブルに可動。■大型の135mm対艦ライフルの他、スネ外側にマウント可能なマシンガン、ヒート・ホーク等、多彩な装備をセット。■選択式の頭部パーツにより1、2、3番機と予備機のいずれかを再現可能。マーキングシール、ホイルシールと詳細な解説書付き。

HGUC 1/144 ヅダ (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

HGUC 1/144 ヅダ (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

2,400円(06/25 11:54時点)
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パッケージ

パッケージはフル3DCGのヅダが飾っています。

説明書

迷彩パターンの塗装サンプルが掲載されていたりと、HGUCシリーズの中でも完成例がかなり凝っています。

シール

ホイルシールはモノアイやスコープ部分に使用します。

種類の豊富なマーキングシールも付属しています。

完成

全身

本体の殆どがブルーと黒の2色で構成されています。
パーツの合いが結構いいので目立ちませんが、肩側面、腕や脚の中心に合わせ目が出ます。

バックパックに取り付けられた特徴的な大型ノズルには黄色の成形色が使用されています。

武器装備

フル装備状態。
腰にはザク・マシンガンの予備マガジンをマウント可能です。

付属品

付属品です。
120mmザク・マシンガン、135mm対艦ライフル、シュツルム・ファウスト、シュツルム・ファウスト用接続パーツ、ヒート・ホーク、ヒート・ホーク用接続パーツ、交換用右手首、交換用頭部パーツ×3、予備マガジン

各部アップ

可動範囲

横方向への可動はこんな感じです。

バックパック中央の大型ノズルは向きを調整できます。

肩は引き出しギミックがあり、可動範囲の向上に一役買っています。

頭や腰部は360度回転します。

肘は一重関節で90度くらい、膝は二重関節でそこそこ曲がります。

少し傾きますが膝立ちも可能です。

ギミック&アクション

頭部パーツを外すとこのようになっています。
モノアイ部分はクリアパーツで保護されています。
後頭部のパーツを回すことでモノアイの位置を変えることが可能です。

モノアイが右を向いている状態。

頭部パーツの組み換えで1番機、2・3番機、予備機を再現できます。

ブレードアンテナが特徴的な1番機。

2番機、3番機。

予備機。

腕には伸縮ギミックが内蔵されています。
この機構によって各部にマウントされた武装を取り出すという設定があります。

股下のカバーを外すとアクションベース用の接続穴が出てきます。

ザクマシンガンを装備。
前方のグリップが可動し、両手で構えることができます。

シールド裏にはシュツルム・ファウストがマウントされています。
付属は1本ですが、最大で2本までマウント可能です。

シュツルム・ファウストは手に持たせることも可能です。

ヒート・ホークは左脹脛にマウントします(右側でも可能)

シールドのグリップは可動し、手に持たせることが可能です。

シールドからは白兵戦用のピックが展開できます。

135mm対艦ライフルを装備。

対艦ライフルもグリップが可動し両手で構えることができます。

対艦ライフルの二脚は可動します。

まとめ

それなりの可動範囲に、豊富な武装でかなり満足度の高いキットです。
かなり凝った完成例が説明書に掲載されており、その通りに仕上げることはかなり大変だと思いますがチャレンジしてみるのも面白いと思います。
関節部分は基本的に挟み込んで組んでいくので、組み間違いなどで分解しないといけなくなったら苦労します。
「HGUC No.32 MS-06S シャア専用ザク」と足首の関節が似ていたり、ヒート・ホークがほんの少し持ちやすくなっていたりと、過去のザク系のキットがうまくフィードバックされていると感じました。

以上、ガンプラ「HGUC No.65 EMS-10 ヅダ」の素組みレビューでした。
最後までレビューを見ていただきありがとうございました。


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